金・プラチナ相場情報!
1月31日NY貴金属市場の金は続伸。朝方発表された米雇用関連指標は、労働市場の軟化を示唆する内容。米民間雇用サービス会社ADPがまとめた1月の就業者数が市場予想を下回ったほか、米労働省集計の昨年10~12月期の雇用コスト指数(ECI)は2年半ぶりの低い伸びとなった。これらの統計結果を受け、労働コストの落ち着きが全体のインフレを抑制し、連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げに踏み切りやすくなるとの見方が台頭。CMEグループのフェドウオッチによると、市場が織り込む3月利下げの確率は、前日の4割程度から6割近くに上昇した。