金・プラチナ相場情報!
11月30日NY貴金属市場の金は下落。前日は、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事によるハト派発言を受けて早期の利下げ観測が拡大。利子の付かない資産である金の買いを後押しした。この日は、最近の上昇基調に一服感が広がる中、持ち高調整や利益確定の売りが先行。米長期金利の上昇やドル高・ユーロ安に伴う金の割高感も売りにつながった。ただ、下げ幅は限定的。米商務省が朝方発表した10月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比3.0%上昇と、伸びは4カ月ぶりに鈍化。2021年3月以来2年7カ月ぶりの低水準となった。