金・プラチナ相場情報!
7月26日NY貴金属市場の金は続伸。米金利とドル指数の軟化を眺め、前日からの金を買い戻す流れが継続。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策決定を目前に控えて日中は売り買いが交錯し、やや方向感に乏しい商いとなった。取引終了後に公表されたFOMC声明で、FRBは大方の予想通り25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。会合後に記者会見に臨んだパウエルFRB議長は、市場の関心の高い9月以降の金融政策について、「経済指標次第」との見解を改めて示した。議長発言の消化が進む中、市場はひとまず金買いで反応し、8月物は一時1980ドル付近まで上値を伸ばした。