金・プラチナ相場情報!
5月25日NY貴金属市場の金は続落。米商務省が朝方発表した1~3月期の実質GDP(国内総生産)改定値は、季節調整済み年率換算で前期比1.3%増と、速報値(1.1%増)から上方修正された。米労働省が発表した最新週の新規失業保険申請件数は前週比4000件増の22万9000件と3週ぶりの悪化となったが、市場予想は下回った。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官らの相次ぐタカ派的な発言に加え、これらの米経済指標が景気が依然として底堅いことを示唆する内容だったことからFRBによる利上げ一時停止観測が後退し、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金は売りが活発化した。対ユーロでのドル上昇も相場の圧迫要因となった。